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つい溜まって困る!? ためない通販の段ボール処理ルール

通販の段ボールがつい溜まって困っているあなたへ。週一の段ボールのゴミ出しに向け、どう効率よくコンパクトにするのか、段ボール撃破のコツ3つを紹介します。

■1.使用済み通販段ボールの指定席をつくる。

今、部屋の中に開封済み通販段ボールは何個くらいありますか?ちょい置きならぬ、ちょい入れ状態の段ボールありませんか?私が整理収納のお客様のリビングやキッチンで最初にやる事は、段ボールから品物を出して段ボールを畳む事です。それくらい皆さん、段ボール問題にお悩みです。

効率よくコンパクトに処理するコツは、畳んだ段ボールを保管する場所(指定席)を玄関の近くに決める事です。指定席といってもわずかな空間で大丈夫。例えば、A4サイズのコピー用紙を床面積として高さ100�p位の空間があれば、数枚の段ボールをストックする事可能です。家具と壁の隙間などコピー用紙大の床面積の空間を探してください。

段ボールを開封して中身を出す時、出したら畳んで指定席まで持って行く!を一挙にやってしまいます。これが段ボール撃破のコツです。段ボールは縦方向に折るのは簡単なので、大きな段ボールは畳んで縦に1/3に折り指定席に入れます。

何故、玄関近くに指定席を決めるのが良いかの理由は、段ボールをまとめる時に床に置いて積み上げていくので、玄関の床は物が無く作業場所としてピッタリだからです。

回収に出す段ボールを玄関に置いておき、外出するついでに置き場に持っていくから大丈夫!だから特に家庭内に指定席を作っていないという方が多いと思います。しかし家族に家事のお手伝いをして欲しいと思っているあなたは、ぜひ玄関近くに段ボールの指定席を確保してください。

「今日からここが段ボールの指定席」と宣言し、段ボールを片付けはここ!と言いながら、指定席に入れます。段ボールの処理は自分でやった方が早い、指定席は邪魔と思うかもしれませんが、それでは家族は段ボールがいつの間にか消えてなくなったと思い込み、だれも段ボールの処理をせず、いつまでも自分一人でやることになります。

ストックしてある状態を家族に見せるのが大事です。段ボールの流れがはっきりとすると家族もわかりやすく、段ボールの片付けお願い!といえばやってくれるようになります。段ボール畳みはボスッ、バスッと、音も動作も大きいのでストレス発散系の作業です。もしかしたら家族は何を手伝ったらよいのかわからないから何もしないのかもしれませんね。

家族が家事を手伝う為の工夫の一つが、段ボールの指定席作りだったらいいなと願っています。段ボールを入れる空間に手書きのプレートを貼って、回収日の曜日やルールを書いておくと楽しいですね。

■2.段ボールの指定席の近くに、備品を準備しておく。

段ボールを再利用する時や回収に出すためにまとめる時、紐やガムテープが必要になります。段ボールをまとめる時は、床に段ボールを置いてその上に積み上げ、最後に紐やガムテープでまとめます。

様々なサイズをまとめる時は、大きな段ボールで小さな段ボールをサンドイッチするイメージです。最初に大きい段ボールを置いて、その上に小さな段ボールを平らになる様に互い違いに積み上げ、最後に大きい段ボールでばらけない様にはさみまとめます。 

段ボールをまとめるために紐をさがしたり、はさみを取りに行ったりしなくても、そこにある!という環境を作っておくと、頼むときも簡単にそこにあるよと声をかけるだけで済みます。一度やれば、次は「お願い!」というだけでお片付けが進んでいきます。

■3.プチプチなど梱包材の処理等のル−ルを決める。

プチプチやクッション材の処理方法は決まっていますか? 我が家では、プチプチやクッション材は捨てるのがルール。必要なプチプチはすでに保管してあるので、届いたプチプチは必要ありません。

このように色々な物の我が家のルールを決めておきましょう。決まっていると、家族は迷うことがないので手伝いやすいです。プチプチを処理し、段ボールを畳んで指定席に持っていけばご褒美を子供にあげてもよいでしょう。

■おわりに 

段ボールを効率よくコンパクトに処理するコツは、1指定席を決め、2備品を準備し、3ルールを決めることです。片付いていく過程を家族と共有する! が家族が家事を手伝う為の工夫です。

ライター:サニー春

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