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間違っていませんか?傘の正しい取り扱いとお手入れ方法

雨の多いこの時期は、毎日のように傘が大活躍します。しかしあなたの傘、間違った取り扱いやお手入れ方法をしていないでしょうか。お気に入りの傘ならなおさら、長く使いたいものですよね。そこで今回は、傘の取り扱いとお手入れ方法についてお伝えいたします。

■傘の正しい取り扱い方法は?

皆さんがお持ちの傘ですが、間違った取り扱いはされていませんか?いつも何気なくしていることが、実は傘にとって負担になっている事があります。一度チェックしてみましょう。

1.傘に体重をかけたり杖代わりにする

2.傘を回す

これらは、傘のハンドルや骨に負担をかける行為です。傘の破損の原因ともなりますので、やめましょう。

3.傘を畳み先端を床に突いて水を切る

4.傘をバサバサと左右などに振って水を切る

傘を使った後、上記のような方法で水を切っている方をよく見かけます。しかしこれらも、傘の骨に負担をかけてしまいます。

傘に負担をかけずに水を切る方法は、傘を開いて閉じるを繰り返す方法です。激しく開け閉めをするとそれも傘を傷めることになるので動作は優しく。水が散りますので、周りの人に掛からないように注意しましょう。

5.傘を畳むとき手のひらで触って巻く

傘を畳むとき、手を布に触れながらクルクル巻いている方がいらっしゃると思いますが、この畳み方はNG。傘には撥水加工がされており、手の油分で撥水効果が失われてしまう事があります。ハンドクリームは日焼け止めクリームのついた手で触ることも良くありません。傘を畳むときは、出来る限り布地に触らないように気を付けましょう。

■雨傘・日傘のお手入れ方法

使用した傘はそのままにしておくのではなく、きちんとお手入れをしましょう。お手入れを怠ると、傘の臭いや錆の原因となってしまいます。

1.雨傘のお手入れ方法

雨で傘の汚れが洗われているように思いますが、雨にはたくさんの不純物が含まれています。その為、まずはお風呂場やベランダなど水が使える場所で、雨傘に水をかけて汚れを洗い流しましょう。もし汚れが酷いようであれば、中性洗剤を薄めたものをスポンジに含ませ、優しくこすり洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないようしっかりすすぎましょう。

洗い終わった雨傘は、タオルなどで布地部分や骨組み部分の水分をふき取ります。直射日光に当たると布地を傷めたり変色の原因となりますので、必ず日陰で乾かしましょう。

2.日傘のお手入れ方法

日傘には洗えるものと洗えないものがあります。必ず確認しましょう。洗える日傘の場合は雨傘と同じく、日傘にシャワーをかけて濡らし、薄めた中性洗剤をスポンジに付けて優しくこすり洗いをし、すすいだのち日陰で乾かします。

洗えない日傘の場合は、軽くブラッシングをして埃や汚れを落としておきます。洗えないからこそ汚れをつけない為に、こまめなお手入れが大切です。

■雨傘の撥水効果が落ちてきた場合

雨傘には撥水加工がされています。しかし長く使っていると、撥水効果も落ちてきてしまいます。その場合は、雨傘を洗って乾かした後にドライヤーの温風を当ててみてください。それによって撥水効果が復活する場合があります。

それでも撥水効果が復活しない場合は、雨傘を洗って乾かした後に防水スプレーを使ってみてください。ただし防水スプレーは傘の素材によって使えないものもありますので、必ず傘の素材と防水スプレーの取り扱い説明書をご確認ください。

おわりに

皆さんの身近にある傘ですが、日ごろ何気なくしている動作が傘を壊す原因となってしまうことがあります。一度、振り返ってみてください。お気に入りの傘を長く使う為、正しい使い方とお手入れ方法で傘を綺麗に保ち、雨を楽しく乗り切りましょう。

ライター:めぐりずむ

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