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意外と知らない!?正しい砂糖や塩の調味料の保存方法とは
日々当たり前に使用する様々な調味料。安い時に買いだめをしておくなど、生鮮食品などに比べて、保存に気をつかわないですよね。でも間違った方法で保存すると、劣化や酸化する危険もあります。調味料の正しい保存方法を考えてみましょう。
◼調味料の保存場所
1.常温での保存が向いているもの
「塩」「砂糖」など湿気を嫌う調味料は、冷蔵庫に入れてしまうと、出し入れの際の温度変化で結露してしまいます。水分を含んで固まったりしないように、密閉力の強い容器に入れて常温で保存するのがおすすめです。
また、「酢」「酒」「みりん」などは殺菌作用の強いものは、特に冷蔵庫に入れる必要はありません。特にみりんは冷蔵庫に入れてしまうと、糖分が固まってしまい、味も変わります。ただお酒は高い温度に長期間おいておくと風味がおちてしまいますので、夏場は早めに使い切ることをおすすめします。
2.冷蔵庫で保存
「醤油」「味噌」などの発酵食品は冷蔵庫で保存しましょう。カビが生えやすく、酸化もしやすいためです。夏場は特に冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。カビが生えないように保存するには、空気に触れる面積と回数を減らすことも大切です。
3.開封後は冷蔵庫で保存
「マヨネーズ」「ケチャップ」「ソース」「ポン酢」などの調味料は、開封後は必ず冷蔵庫で保存してください。果実や色々なものを混ぜて作られている調味料は、酸化しやすく、劣化しやすい調味料です。温度が高い所に置いておくと、品質が変わってしまったり、水分が分離したりしてしまいます。使用後はなるべく早めに冷蔵庫に戻すように心がけましょう。
◼調味料の保存容器
調味料は詰め替えて使いますか? 液体の調味料をボトルなどに詰め替えるかどうかは別として、袋に入っている調味料は使い勝手の意味でも容器に詰め替えることをおすすめします。
塩や砂糖などの湿気を嫌う調味料は、なるべく密閉できる容器に詰め替えましょう。密閉できる容器に入れると、湿気だけでなく、周りの食材などの臭いも吸収しにくくなります。ただ頻繁に開け閉めするものですので、片手で開ける事ができる、などの使い勝手の良いものを選ぶと、調理がスムーズに進みます。
調味料を詰め替える際には、中に何が入っているのかラベルを貼る、もしくは中身がわかる透明な容器を使いましょう。合わせて賞味期限がわかるようにラベルを貼っておくと安心です。
◼調味料を安全に保存
調味料の保存でもっとも気をつけたいことは、安全であることです。当たり前のことですが、容器のフタをきっちりと閉める。注ぎ口は使用後にはきちんと拭いて清潔にしておく。粉末状のものをすくうときは清潔なスプーンなどを使う、など衛生面には気をくばりたいですね。
また、品質が劣化する前に使い切る事が大切です。多少割高になったとしても、風味が落ちたり、酸化する前に使い切る事ができる量を買うように習慣づけましょう。珍しい調味料や便利そうな調味料はついつい買ってしまいますが、一度試してみて使わなくなるのではなく、他の調味料と組み合わせる、色々な食材でも試してみる、などの工夫をしてみるのも楽しいです。
賞味期限内であっても、気温や保存の仕方によっては、品質が劣化してしまうこともあります。調理をする際には調味料の品質や味もチェックしましょう。
おわりに
毎日のように当たり前に使っているたくさんの調味料。調理の際には必ず必要になる食材でもあります。口に入るものなので、なるべくなら新鮮で美味しい状態のものを用意しておきたいものです。保存期間が長いものも多い調味料ですが、それぞれの特性に応じた保存方法を考えて適切に保存しましょう。
ライター:のぞみ

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著者プロフィール

- のぞみ
- 家事歴25年ですが、特に料理が好きです。
お子様向けのメニューや作り置きなど、家庭料理を承っております。
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