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共働き夫婦なら知っておきたい!二人目出産、産休のタイミング?

一人目を出産し仕事にも復帰して落ち着いてきた頃、気になりだすのは二人目の出産のことですよね。一人目との年齢差のことや保育園、収入の事も考えますが、働きに出ていると心配なのは職場環境ではないでしょうか?気になる二人目の出産、産休のタイミングについて調べてみました。

■二人目の壁

最近では一人目を出産後にママが職場復帰し、共働きの世帯も増えてきています。その中で、子供を二人以上欲しいと思っていても、いわゆる「二人目の壁」で悩んでいる人は多くいます。

その原因は

・経済的な理由 84.4%

・仕事上の理由 58.3%

・年齢的な理由 50.8%

出典:「夫婦の出産意識調査2016」

というのが主な理由でした。二人以上が欲しくても多くの人が仕事のことで悩んでいます。仕事上の理由の内容は、仕事が忙しすぎることや、職場復帰などへの影響がありました。

また、職場での周囲の目が気になり、出産・育児休暇を取りにくいという理由も多くありました。出産・育児休暇などの制度はあるけれど、まだまだ課題が多く、利用しにくい実態があるようです。

■二人目の出産に向けて職場での対応

職場復帰をしてからあまり時間が経っていないと、二人目の妊娠は言いづらく、特に躊躇してしまうかもしれません。ですが、職場にもできるだけ二人目を出産する意思があることを伝えておく方が良いでしょう。

妊娠中は体調が悪くなることもあります。妊娠が分かってから職場に伝えるのは、周囲に迷惑をかける場合もあるので、日頃から伝えておくことも必要です。妊娠が分かった時にも、自分の事だけではなく、職場の都合も考えた上で報告しましょう。体調も考えながら、妊娠中も職場にかかる負担を減らせるようにできる限りのことをすると信頼関係も築けますよ。

職場によっては育児休暇の取れる期間に違いがあるので、どれくらいの期間を取得できるのかも事前に確認しておきましょう。

■二人目のタイミング

言いだしにくいから、職場復帰への影響を考えてしまうからと言って、本当に二人目を望んでいるならタイミングも考えなければいけません。ママの年齢が高ければ、出産や赤ちゃんへの影響を考えて早めのタイミングがおすすめです。年齢が高くなるほど子供を授かりにくくもなります。

次に気になるのが子供の年齢差だと思います。

子供同士の年齢が近いと、お金のかかる時期が重なり、短期間に多くのお金が必要になります。ですが歳が近いので一緒に遊ぶことができ、仲良くなりやすいです。また、子育ての期間も短いです。

歳の離れた場合は手のかかる時期も違う為、気持ちに余裕も持ちやすいですし、上の子が下の子のお世話をするようになるので、兄弟らしいというよりは、上の子が小さいママ、パパのような存在になることもあります。

年齢が近い兄弟に比べると、けんかも少ないですが、間が離れている分、子育ての期間は長くなります。

■二人目は計画通りにいかない!?

いくら二人目の計画を立てても、計画通りのタイミングで妊娠できるとは限りません。まずママの生理の再開を待たなくてはいけないですし、生理が母乳と関係していて卒乳すると再開するケースも多いです。二人目を早めに考えているなら準備も早めに始めるのがおすすめです。

年齢が高くなってから出産すると、子供にお金がまだかかる時期に定年の年齢になってしまうケースもあります。いざ妊活を始めても、何年も赤ちゃんを授からないこともあります。

職場の状況や、経済状況、周囲のサポートなども考えながら早めに準備していくことをおすすめします。

■おわりに

ママが働きやすい環境に少しずつなってきていますが、まだまだ育児休暇や産休に理解のある会社は少なく、制度があっても利用しにくい状況です。でも悩んでいても子供を持てる年齢は限られています。

仕事と育児の両立は難しいですが、これから育児休暇や産休がもっと当たり前になるためにも、便利な制度やリモートワークなどを上手に利用して、育児と仕事を両立させていきたいですね。

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