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意外と知られていない!?正しい換気扇の掃除の仕方

換気扇の掃除って、手の届きにくい場所でもあり、汚れも頑固なので掃除しにくいですよね。ガステーブルは毎日掃除している人も、換気扇をこまめに掃除している人は少ないと思います。毎日使う換気扇の正しい掃除の仕方をご紹介します。

■換気扇の電源を切る

まず初めに換気扇の電源を切っておいてください。掃除をしている最中にスイッチが入ってしまうことがあり、とても危険です。フィルターなどを外す前に、一番始めに電源を切りましょう。

■道具を準備する

換気扇のフィルターの掃除には必ず手袋をはめましょう。換気扇の汚れは主に油汚れや埃です。掃除していない期間が長ければ長い分固まってしまっています。

油で手が滑るので部品も外しにくく、手も荒れてしまいます。

軍手をすると滑りにくく、ゴム手袋をするとそのまま洗剤も使えて便利です。

■部品を外す

説明書を読みながら、まず整流板やフィルターを外していきます。

ファンが止まっていることを確認してから作業します。

ファンやプロペラを止めているネジは、通常とは逆の回転で緩む場合が多いです。ファンやプロペラが回らないように片手でしっかり押さえながら、もう片方の手でネジをはずします。逆なので回しにくいですが、反対にするとどんどん外れなくなるので気を付けてくださいね。

■浸け置きする

しつこい油汚れには浸け置きがおすすめです。でも意外と部品が大きく、シンクやバケツに入りきらなくて困ったことはありませんか?そんな時にはゴミ袋を使いましょう。45Lのゴミ袋を2枚重ねて使います。ゴミ袋の中に45℃〜50℃のお湯と、外した部品を入れ、そこに洗剤を入れます。

キッチンの油汚れ用の洗剤や、油汚れに強い重曹でも大丈夫です。

洗剤を入れたら10分〜20分浸け置きします。柔らかいスポンジや、歯ブラシなどで擦ると簡単に汚れが取れますよ。

■浸け置きしない方法

浸け置きは放置しておくだけで簡単に汚れが落ちるのでおすすめですが、浸け置きしない掃除方法もあります。

まず、外したファンやプロペラの汚れをこそげ落とします。割り箸の先や、スクレーパーなのでこそぎ、汚れの層を薄くしておきます。

そこにティッシュを乗せていきます。シロッコファンのように複雑な部品はティッシュが行きわたるように割りばしなどを使って挟みます。

挟んだティッシュにキッチンの油汚れ用洗剤などをまんべんなくスプレーして、2〜3分置いておきます。すると汚れに洗剤が浸透するので落としやすくなります。

■換気扇フィルターの掃除

フィルターは外した後に重曹スプレーを吹きかけ、20分ほど置いておきます。汚れがふやけてきたらフィルターの目に沿って歯ブラシなどで擦ります。洗い流す時は必ずお湯にしてください。キレイになったら水気を拭き取り乾かします。

■換気扇フードの掃除

フードや取り外せない部分にも油汚れは付いています。洗剤を付けたスポンジで擦ったあと、少し待ってからお湯で絞ったタオルで拭き取ります。

ここでもお湯を使うとキレイに拭き取れます。油汚れにはお湯を上手に使いましょう。特に冬場は気温が低いので油が固まって落としにくいです。

■洗剤を使う時は試してみてから

油汚れに強い洗剤はたくさんありますが、中には自宅の換気扇の材質に合わず、塗装が剥がれてしまったり傷んだりすることがあります。目立たないところで試したり、洗剤に必要以上に浸けたりしないなどの注意も必要です。

■換気扇の掃除は定期的に

換気扇の掃除は部品を外し、浸け置きし、洗って乾かし元に戻す、と面倒な場所なので、つい掃除を後回しにしてしまいがちです。あまり換気扇の掃除が好きな人はいませんよね。

汚れも頑固で落ちにくいと思われる換気扇ですが、大掃除の時だけ、というような年に1回のペースで掃除していると汚れが固まって落としにくいです。

できれば月に1度のペースで掃除すると、汚れもそこまで蓄積してないので落としやすいですよ。掃除を楽に済ませるにはこまめに掃除することが大切です。

■おわりに

換気扇掃除はいかがでしたか?面倒に思われる部品の取り外しも意外と簡単で、掃除も洗剤やお湯を効果的に使うことで簡単にキレイにできます。まとめて掃除するのは大変なので、普段から汚れを溜めないように定期的に掃除し、キレイに使っていきたいですね。

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