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うっかり忘れがち……賞味期限切れの調味料の正しい捨て方

料理のレシピ本などを見て新たな料理に挑戦しようと、普段は使わない調味料を買ってみたけれど使い切れずに賞味期限切れになってしまった。意外と賞味期限が短く使い切れなかったなど、冷蔵庫に眠っている調味料はありませんか?いざ捨てようとして、捨て方を迷うことがありますよね。そこで今回は、賞味期限切れの調味料の捨て方をご紹介します。

■醤油やみりんの捨て方

醤油やみりんなどの粘土の低い液体の調味料は、そのまま排水溝に流して捨ててしまって大丈夫そうに思えますが、流した調味料は下水へ流れるので環境にもよくありません。

さらに、排水溝の排水トラップに調味料が残っていると、夏場など気温の高い時期は悪臭の原因にもなります。排水溝には流さず、古新聞や古布に吸わせて燃えるゴミとして処分しましょう。

新聞紙をそのまま使うよりも、適当な大きさに切ったり、くしゃくしゃにしたりして液体を吸わせる方が吸収しやすいです。処分する際も牛乳パックや2重にした袋に入れて捨てると、臭いや液が漏れにくいのでおすすめですよ。

牛乳パックは内側がコーティングされていて、中身がにじみにくいので液体を捨てるのには向いているのですが、地域によっては牛乳パックを分別しなければいけないところもあるので確認しましょう。

焼き肉のたれ、ドレッシング、ポン酢も同じようにして捨てると良いですよ。酒は量が多いと酔うことがあるので注意が必要です。

■ソース、ケチャップ、マヨネーズなどの捨て方

ソース、ケチャップ、マヨネーズなどは醤油などよりも粘土が高いので、新聞紙にも染み込みにくいです。キッチンペーパーに中身を出し、染み込ませて新聞紙にくるみ、燃えるゴミに出します。染み込みにくい分、こぼれやすいのでしっかり封をしてください。容器は綺麗に洗って自治体のルールに従って捨てましょう。

■粉ものの捨て方

紙の袋などに入れて捨てると燃えるゴミとして処分することができます。間違えて水に流してしまうと固まりやすく、詰まることがあるので注意してください。

■味噌の捨て方

味噌、わさび、からしなどの固形に近いものも新聞紙に包んで燃えるゴミとして処分できます。

■食用油の捨て方

他の調味料と同じように、新聞紙に染み込ませてから牛乳パックやビニール袋に入れて燃えるゴミとして捨てることができます。夏場などの気温が高い時期は、自然発火する恐れがあるので、そのまま放置しておくと危険です。一緒に水を染み込ませて防ぎましょう。

市販の油凝固剤を使用して、固めてから燃えるゴミとして処分する方法もあります。手軽にできるので、この方法も便利ですね。

■バターの捨て方

バターも油です。冷蔵庫から出してすぐのときには固まっていますが、溶けることを考えて、漏れないように新聞紙にくるんだ後にビニール袋を2重にしてしっかりと口を閉めてください。

■おわりに

調味料を詰め替え容器に移していたり、賞味期限が表示されている部分が汚れたりして、賞味期限が分からなくなっていることはありませんか?そんな時は状態を見て判断しましょう。

・味噌は変色してきたり、カビが生えてきたり渋みや酸味が出てきたら

・みりんは酸化して腐るので、舐めてみて酸っぱくなっていたら捨てましょう。

・酢は白い膜が張っていたら

など、賞味期限は切れていなくても状態が変化して使用できなくなっている場合もあります。しばらく使っていない調味料は特に、状態をチェックしてみてください。

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