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簡単なようで奥が深い?賢いレモンの絞り方

普段何気なく絞っているレモンには、様々な絞り方があるようです。どうせ絞るなら、なるべく無駄なく、風味よく、しかも簡単に絞りたいものですよね。そこで今回は、それらの要望に全てお応えすべく、賢いレモンの絞り方をご紹介します。

■一滴も無駄なく絞り切りたい場合のレモンの絞り方

やはりレモンを無駄なく絞りたい場合は、専用のレモン絞り器(レモンスィーザー)を使って絞るのが一番です。

ただ、ひとことでレモン絞り器といっても、その種類はとても豊富で、様々なメーカーから、様々なタイプのレモン絞り器が出ています。それぞれのレモン絞り器の使い方の詳細については、それぞれの製品によって異なりますが、タイプは、主にプレス型と山型に大別できるようです。

プレス型は、レモンを挟み込んで両側から圧力をかけて絞る、という方法で絞ります。山型は、山のように末広がりになった形状の器の先端に切ったレモンの実の方を載せ上からぎゅっと押して絞るという、昔ながらの絞り方になります。

レモンを絞る機会が多い場合などは、購入を検討されてもよいかもしれません。ただ、使いやすさや性能、および価格については、それぞれの製品によって、かなりバラツキがあるようなので、購入を検討される際は、そういった点も考慮して最適なものを選ぶようにしましょう。

■楽になるべく多くの果汁を絞りたい場合のレモンの絞り方。

専用のレモン絞り器を使うほど、そう頻繁にレモンを絞ることがない場合は、そのまま手で絞った方が経済的かもしれませんね。

手を使う場合は、絞る前に、レモンを丸ごと、電子レンジで、600Wで30秒ほど加熱して、その後、半分に切って絞る、という方法を試してみましょう。

このひと手間を加えるだけで、固いレモンの皮が軟らかくなり、力を入れることなく、楽に簡単により多くの果汁を絞ることができます。

また、絞る前に、レモンをフォークで数か所突き刺して中の実をほぐしておく、という方法も効果的です。

■添え物のレモンの切り方には意味がある?

外食の際に、料理を注文したときに、レモンが添えられている場合がありますよね?その際、添えられているレモンの切り方によって、絞り方が異なってくるようです。

添え物として出てくるレモンの切り方は、主に以下の通りで、それぞれの切り方に込められている意味と、絞り方についてご紹介します。

半切り

レモンの果汁をたっぷりとかけて召し上がってほしいという意味が込められています。レモンを絞る際は、果汁が飛び散らないように手を添えて絞るようにしましょう。可能であれば皮を下に向けて絞るようにすると風味をアップさせることができます。

ぜひレモンの果汁もかけて召し上がってほしいという、半切りの時に比べるとやや控え目な意味が込められています。レモンを絞る際は、果汁が飛び散らないように手を添えて、こちらも、皮の方を下にして絞るようにすると風味よく絞れるようです。

輪切りと飾り切り

レモンの風味を楽しんでもらいたいという意味が込められています。料理の上に輪切りを載せ、上から箸やフォークで押さえて絞るようにします。手が汚れるので、手を使って絞るのは、控えましょう。また、正式な場所では、マナーの観点から、輪切りや飾り切りのレモンを絞ることは、控えた方がよさそうです。

おわりに

レモンの賢い絞り方についてご紹介しましたが、おわかりいただけたでしょうか?今後、レモンを絞る機会があれば、今回ご紹介した中から、最適と思える絞り方を選んで、お試しいただければと思います。

ライター:sion

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