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お気に入りでも履き続けるのは危険?スニーカーの平均寿命と長持ちさせるお手入れの仕方

お気に入りのスニーカーは、できればいつまでも履き続けたいものですよね。しかし、寿命を過ぎたスニーカーを履き続けていると、足だけでなく身体全体に悪影響を及ぼすリスクが生じる心配が!そこで今回は、ぜひ知っておきたいスニーカーの平均寿命と長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。

■スニーカーの平均寿命について

スニーカーの寿命は、品質や使用頻度、使用状況、お手入れの頻度によって、かなり大きなバラツキが生じます。そのため、半年でアウトになってしまうものあれば、何年も問題なく履き続けることができるものもあります。それらを平均した場合、スニーカーの寿命はおよそ3年〜5年が一応の目安と考えられているようです。

もっともこの数字も、かなりアバウトなので、年数で把握するよりも、実際に使用されているスニーカーの状態を見て、判断された方が間違いなさそうです。

例えば、スニーカーの布地が破れている、履き心地に違和感がある、靴底が斜めにすり減っている、靴底が割れている、などは、全て寿命を知らせるサインとなります。

特に、履き心地に違和感を感じた場合は、即刻、履くのを中止し、新しいものに交換することが望ましいです。そのまま履き続けていると、バランスを崩して転んでケガをしたり、身体に歪みを招き、そこから健康面であらゆる不具合が生じるリスクが増大するので、くれぐれもご注意願います。

■インナーソールとアウターソールの寿命について

スニーカーの場合は、靴の中敷きであるインナーソールの平均寿命と靴底に貼られているアウターソールの平均寿命が、それぞれ異なっています。 アウターソールの平均寿命は、およそ3年が一応の目安となっているようです。これに対してインナーソールの寿命は、使用頻度によって多少の違いはあるものの、およそ1年が一応の目安とされています。それよりも短い間に寿命を迎える場合も珍しくないyほうです。

ただ、インナーソールの場合は、寿命が来ても、新しいものに交換すれば、そのまま問題なく履き続けることが可能です。アウターソールの場合も、寿命が来ても、修理に出せば、新しいものに交換してもらうことは可能です。ただし、修理を受け付けてもらえるスニーカーには限りがありますし、修理費用が高く、多くの場合、新調した方が安くなるようです。

■長持ちさせるためのお手入れ方法

1.普段のお手入れ

履き終えた後は、ブラシを使って、表面についた汚れをサッと取り除いておきます。風通りのよい場所にしばらく置き、十分に湿気を飛ばしてから、下駄箱に仕舞うようにしましょう。あるいは、密封可能な保存袋に、シリカゲルと一緒にスニーカーを入れるという方法もおすすめできます。

連続で履き続けるのを避け、1日履いたら、2日程度休ませるようにすると、さらに寿命を延ばすことができます。

2.定期的なお手入れ

キャンバス地や合皮のスニーカーなど水洗いが可能なスニーカーであれば、定期的に洗剤を使用して洗って、全体の汚れを取り除いておきましょう。(その際、靴ひもやインナーソールは外して別洗いします。)

手順は、バケツなどの容器に、洗剤(靴用洗剤や洗濯用洗剤)とぬるま湯を入れ、そこにスニーカーを入れて、ブラシで汚れを落とすだけといたって簡単です。ただし、靴底は、強くこすらないように気をつけましょう。

すすぎは十分に行い、あとは、風通しのよい場所で、完全に乾かせばお手入れは完了です。

おわりに

普段からお手入れをしっかりとに行うことで、スニーカーの寿命を延ばすことが可能です。愛着のあるスニーカーをなるべく長く履き続けるために、参考にしていただければ幸いです。

ライター:sion

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