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知らないで使い続けると危険!電子レンジの寿命と正しいお手入れ方法

電子レンジは、毎日の生活に欠かせないだけに、突然、寿命が来て使えなくなるということだけは何としてでも避けたいものですよね。実は、電子レンジの但しお手入れ方法を知らないで続けていると、寿命を縮めるだけでなく、大変に危険な場合も!そこで今回は、電子レンジの寿命や正しいお手入れ方法をご紹介します。

■そもそも電子レンジの寿命ってどのくらい?

電子レンジの寿命は、電子レンジの心臓部分といえるマグネトロン(電磁波を発生させるパーツ)の寿命と密接な関係があります。これは、マグネトロンが寿命を迎えると、実質電子レンジとしての機能を果たせなくなるためです。

マグネトロンは、2000時間程度の使用に耐えられるように製造されているようです。これは、1日30分使用した場合、およそ10年で寿命を迎える計算になります。1日に数分程度しか使用しない場合は、さらに寿命が長くなりますし、逆に、1日何時間も使用している場合は、寿命は短くなります。

ただ、電子レンジは、寿命が来て使えなくなると、大変に不便で、毎日の生活に支障が出る場合が多いため、できれば寿命が来る前に、新しいものに買い替えておくと安心です。

電子レンジは、寿命が近づくと、様々な兆候が表れるので、買い替えの目安として把握しておくと安心です。

■電子レンジの寿命を知らせる兆候

1.温まらない

マグネトロンの寿命が近づき、機能が低下している証拠です。いつも通りに時間をセットしているのに、思ったほど温まっていない、という状態が続いた場合は、買い替えを検討してみましょう。

2.? 本体が熱くなる

コードやプラグなど電源部分に不具合が生じている可能性が濃厚です。そのまま使い続けていると、火災を招く怖れがあるため、このような兆候を示したら、直ちに使用を中止し買い替えを検討しましょう。ただ。修理すれば使用できる場合もあるため、念のためにメーカーに問い合わせされてもよいかもしれません。

3.スイッチを押しても作動しない

電源部分が寿命を迎えている可能性が濃厚です。修理すれば使用できる場合もありますが、修理に必要な部品のストックがない場合は、実質、買い替えが必要になります。

4.異音がする

修理によって使用可能になる場合もありますが、部品のストックがない場合は、実質、寿命となり使用できません。

5.ターンテーブルが回転しない

回転モーターが寿命を迎えている可能性が濃厚です。

6.発煙する

電子レンジの庫内の汚れが原因の場合は、掃除することで解決します。電源部分が焼損している場合もあるので、直ちに、コードを抜いて、メーカーに確認してみましょう。

■電子レンジの正しいお手入れ方法

基本的に、電子レンジは、毎日お手入れして、その日の汚れはその日のうちに落としておくことが最も重要です。その日ついた汚れなら、水だけで簡単に落とすことができます。もちろん、水拭きするだけでもOKですが、庫内のお手入れは、お湯を入れた器を、電子レンジで温めて、庫内に水蒸気を充満させてから、布巾などで拭き取るという方法が、より効果的です。

ただ、吹きこぼれや油などの汚れは、汚れがついたら、すぐにふき取るようにしましょう。

本体の外側も、汚れが気になった場合は、柔らかい布で水拭きしておきましょう。その際は、本体がしっかり冷めているのをご確認願います。

おわりに

電子レンジの寿命と正しいお手入れ方法についてご紹介しました。毎日のお手入れを続けることは、安全に使用するためだけでなく、衛生的に使用する上でもとても大切なので、ぜひ続けていただければと思います。

ライター:sion

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