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時短家事の意外な盲点?子どもの片付け力を頼らない手はない

子どもが散らかしたものを片付けるのは、何かと手間で、忙しければ忙しいほど、イライラが募るものですよね。子どもに片付けさせるよりも、自分でした方が早いから仕方ないなんて思っていませんか?今回は、時短家事の意外な盲点ともいえる、子供の片付け力を引き出し、その力を有効活用するという方法をご紹介します。

■子どもの片付け力を引き出す方法

子どもの片付け力を引き出すためには、子どもがうまく片付けられるような仕組みを作っておくことが最大のポイントになります。子どもに任せてもなかなか片付かないのは、子どもがどうやって片付ければよいのかわからないからです。

例えば、片付けについてのルールを決めておく、片付ける場所ごとにお片付けボックスを用意する、どこに何を片付ければよいのか目印をつけておく、などは、すべて子どもがうまく片付けられるような仕組みとして外せないポイントになります。

1.片付けについてのルールを決めておく

親子間で、あらかじめルールを作っておけば、子どもも納得してルールに従って片付けることができます。

例えば、「自分で出したモノは自分で元の場所に戻す」「出しっぱなしにしない」「ごはんの前には散らかしたものを片付ける」などなど。一方的に親が決めるのではなく、子どもと話し合って決めることがポイントになります。

2.片づける場所ごとにお片付けボックスを用意する

リビングなど、あらかじめ子どもに散らかされることが予想できる場所に、お片付けボックスを設置しておくようにします。ボックスは、子どもでも簡単に持ち運びできる大きさのものを選ぶのがポイントです。

例えば、子供部屋から持ち出してきたおもちゃを子供部屋に戻すというのは、子どもにとってはかなりハードルの高い作業になります。すぐ近くにお方付けボックスあれば、ただそこに放り込むだけでOKなので、子ども自身で楽に片づけることができます。散らかったお部屋をひとりで片付けることができた、という達成感も持てるようになれますよ。

3.どこに何を片付ければよいのか目印をつけてもらう

特に子供部屋の片付けに欠かせない仕組みです。用意したそれぞれのボックスに、何を片付けるのか、好みのイラストや写真のシールなどで、子ども自身に、よくわかるように目印をつけてもらうようにしましょう。この仕組みにより、仕分けするという作業の要領を自然に身に着けることができますよ。

■時短家事のために子どもの片付け力を頼ろう

子どもの片付け力を上手に引き出すことができれば、他の家事でも、その力を頼る、すなわち上手に手伝ってもらえるようになりますよ。

例えば、洗濯物の仕分け作業や、洗濯物をたたんで仕舞うという作業などに、子供の片付け力を大いに生かすことが可能です。

パパのもの、ママのもの、子どものと仕分けしてもらう、それぞれ仕分けしたものを畳んでもらう、畳んだものを決められた場所に仕舞ってもらう、などを、すべて子供に任せることができれば、その間に別の家事にとりかかることもでき、結果的に家事の大幅な時短が望めます。

おわりに

子どの片付け力が時短家事の即戦力になるまでには、それ相応に時間がかかるかもしれません。しかし、続けて実践してもらっているうちに、着実に子どもの片付け力を伸ばすことができます。ぜひお試しあれ!

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