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そのカギは漬け置き掃除が握っている!キッチンの頑固な汚れの撃退法

キッチンの頑固な汚れといえば、ずばり、油汚れですよね。油汚れは、カチカチに固まってしまうと、通常のお掃除では、歯が立ちません。そこで登場するのが漬け置き掃除です。今回は、キッチンの頑固な汚れの撃退法として、絶大な効果を発揮する漬け置き掃除についてご紹介します。

■なぜキッチンの頑固な汚れは漬け置き掃除で撃退できるの?

その理由をひとことでいえば、キッチンの頑固な汚れの大半は、油が原因の汚れだからです。油は、時間が経つとカチカチに固まってしまいますが、漬け置きすれば、油が溶けてほぐれて、汚れも落ちやすくなります。

さらに、漬け置きすることで、洗剤を汚れの奥まで浸透させることができますし、汚れの性質にじっくりと反応するため、本来の力を発揮しやすくなります。

■漬け置き掃除で押さえておきたいポイント

1.お湯を使う

油は冷えると固まり、温めると溶ける性質があるので、漬け置きするにはお湯(40℃〜50℃程度)を使うことがポイントです。

2.長時間漬けっ放しにしない

長時間漬け置きした方が、汚れが落ちやすくなるのでは、と考えがちですが、実はそうではありません。長時間漬け置きすると、お湯の温度が下がって、せっかくやわらかくなった油汚れが再び固まってしまいます。また、一度剥がれた汚れも再びくっついてしまう場合も。お湯が冷めないうちに、こすり落とす必要があります。

3.洗剤は弱アルカリ性を!

漬け置きには、弱アルカリ性の洗剤を使用します。これは油は、酸性の性質を持っているため、弱アルカリ性の洗剤を使用すると、汚れが中和されほぐれやすくなるためです。洗剤の代わりに弱アルカリ性の性質を持つ、重曹やセスキ炭酸ソーダを使用してもOKです。

以上のポイントを踏まえたうえで、漬け置き掃除の具体的な方法についてこれから一緒にみていきましょう。

■漬け置き掃除の具体的な方法

漬け置き掃除の方法の手順は以下の通りです。

1.容器にお湯(40℃〜50℃程度)に弱アルカリ性洗剤(重曹やセスキ炭酸ソーダ)を入れてよく混ぜる

2.↑の容器に、汚れを落としたいモノをつけてしばらく放置する

容器は、汚れを落としたいモノの大きさに合わせて選びましょう。例えば、ガスコンロの五徳やグリル網をつけ置きする場合は、洗いおけでOKですし、換気扇のパーツなどを漬け置きする場合は、ゴミ袋が適しています。

3.漬け置き終了後、容器の中で、ほぐれた汚れをこすり落とす

ブラシやタワシなどを使用して、ほぐれた汚れをこすり落としましょう。あとは水でよくすすいで洗剤分を落として、水気を拭き取ってよく乾かせばお掃除は完了です。

おわりに

キッチンの油汚れは、付いてすぐに拭き取るようにすると、簡単に落とすことができます。頑固な汚れになりやすい換気扇やレンジフードは、市販の油汚れを防げるフィルターを装着しておきましょう。結果的に、キッチンの漬け置き掃除の頻度を大幅に減らすことができますよ。

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