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レッツチャレンジ!キッチンの換気扇フード掃除は夏がおすすめ

キッチンの換気扇フード掃除は、場所が場所だけに、ついつい後回しにされがちですよね。しかしお掃除せずにいると、汚れが蓄積して、換気効率が下がります。モーターへの負担も増大するため、故障を招く怖れも出てきますし、何よりも不衛生です。今回は、数ある掃除方法の中から、特に簡単な方法をご紹介します。

■お掃除をなるべく手早く済ませたいなら夏がおすすめ

大掃除の一環として、年末にキッチンの換気扇フードを掃除する方も少なからずいらっしゃることでしょう。しかし、お掃除の効率を考えるのであれば、夏がおすすめです。

これはキッチンの換気扇フードの汚れの大半が油汚れであるからです。油汚れの油は、気温の高い状態の方が、溶けてはがれやすくなるため、その分汚れも落としやすいのです。

実際、冬場を想定した気温5℃の状態と、夏場を想定した気温30度の状態で、油汚れを落とすのに要する時間を比較した結果、気温30度の状態の方が、気温5℃の状態のおよそ半分の時間で汚れが落ちたという検証結果も公表されています。

■換気扇フードのお掃除の手順

1.お掃除に必要なものを準備する

重曹水、新聞紙、ゴミ袋、ゴム手袋、マスク、雑巾、歯ブラシ、割りばし、柔軟剤

重曹水は、スプレー容器に、250mlのぬるま湯を入れ、そこに大さじ1杯の重曹を加えよくかき混ぜれば出来上がりです。

2.新聞で養生する

換気扇フードを掃除する際に、コンロの上に新聞紙を敷いて、上から落ちてくる汚れを受けさせます。

3.換気扇フードの各パーツを取り外す

マスクとゴミ手袋を装着してから、換気扇フードのパーツを取り外し、ゴミ袋に入れていきます。取り外し可能な部分だけでOKです。詳細は取扱い説明書をご確認願います。

4.各パーツに重曹スプレーをかける

ゴミ袋に入れた各パーツに、重曹スプレーをまんべんなくかけて、しばらく放置します。

放置する時間の目安は、30分程度ですが、放置時間は長ければ長いほど汚れが落ちやすいです。放置している間に、酸性の性質を持つ油汚れを、アルカリ性の性質を持つ重曹が中和し、剥がれ落とされていきます。

5.残った汚れを落とす

油とホコリが混じった汚れは、頑固なため、放置後も、落としきれず残ってしまう場合があります。その場合も、汚れそのものは落ちやすい状態になっているので、割りばしで、こそげ落とすことが可能です。

6.換気扇フードの外側を掃除する

換気扇フードの外側は、重曹水を汚れに直接スプレーした後、雑巾で拭き取っていきます。細かな部分の汚れは、歯ブラシを使うと落としやすいですよ。

7.仕上げに、柔軟剤でコーティング

仕上げに、換気扇フードの表面を柔軟剤(リンスでも可)を塗り付けてコーティングしておくと、汚れ防止効果が期待できます。

おわりに

キッチンの換気扇フードに、市販のフィルターを取り付けると、フィルターが汚れをキャッチしてくれるため、換気扇フードが汚れにくく、お掃除の頻度を大幅に下げることができますよ。通常備え付けの金属のフィルターが設置されていますので、その上に取り付けるだけでOKです。

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