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やっぱり万能!重曹はお風呂掃除にも入浴剤としても大活躍

幅広い用途に活用できて、万能アイテムとしての呼び声が高い重曹ですが、お風呂場でも大いに活用できますよ。お掃除はもちろんのこと、入浴剤としても大変によいお仕事をしてもらえるようです。そこで今回は、重曹を入浴剤として使用するメリットや、使用上の注意点についてご紹介します。

■重曹の入浴剤としてのメリット

1.美肌効果

最大のメリットといえるでしょう。重曹入りのお風呂に入ると、重曹の働きにより、毛穴に詰まった皮脂汚れがとれやすくなります。これは、弱アルカリ性の性質を持つ重曹によって、弱酸性の性質を持つ皮脂汚れが中和されるためです。

2.体臭予防

毛穴に詰まった皮脂や汗の汚れは、酸化すると悪臭を発しますが、重曹によってそれらの汚れが取り除かれれば、結果的に体臭予防効果も期待できます。特に汗をかきやすい夏場は、重宝します。

3.市販の入浴剤よりも安価

そもそも重曹は、市販の入浴剤の主成分でもあります。市販の入浴剤は、重曹以外の成分や、香料や着色料などの付加価値が加えられている分、お値段も高めです。

4.風呂釜を傷めない

元々天然の成分である重曹は、金属や樹脂、プラスチックなどの風呂釜の部品を傷める心配がありません。また無色透明なので、市販の入浴剤のように浴槽に色素が染み込む心配も皆無です。

5.お風呂の掃除効果も                          

重曹には、浴槽に付着した皮脂汚れを落とす働きも望めます。つまり、身体だけでなく浴槽もキレイにしてもらえるということですね。お湯を抜いて軽く水洗いするだけで、浴槽はスッキリキレイになりますよ。さらに残り湯は、洗剤代わりとして、お風呂の床や壁の掃除にも使えます。

■重曹の入浴剤の使い方

通常の入浴剤と同様に、お湯をはった浴槽に、重曹を入れるだけといたって簡単です。分量は、お湯200?に対して、およそ40グラム程度が一応の目安となっています。香りを楽しみたい場合は、アロマオイルを適宜湯船に加えられてはいかがでしょう。

■ただし、ここで注意!

重曹は、基本的にお肌に優しい成分ですが、肌質によっては適さない場合もあります。そのため、最初は、お湯に入れる重曹の量を、少な目にして、様子を見るようにしましょう。

アトピー性皮膚炎など、皮膚に何らかの疾患のある方の場合は、症状を悪化させるリスクがゼロではないため、使用を控えた方が安心かもしれません。入浴時として使用する重曹は、料理などにも使用できる食品添加物に該当するタイプの使用をおすすめします。

おわりに

また、あまり量を多く入れすぎると、アルカリ度が強くなり、逆に肌を傷める怖れがあります。入れる量が適量でも、毎日使い続けると、肌がアルカリ性に傾き、雑菌が繁殖しやすく、体臭や肌荒れの一因になります。

毎日の使用は控え、週に1回から2回を目安にしましょう。

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