「羽根が多すぎる」「隙間が狭くて掃除がしづらい」などの理由から、何かと放置されがちなのがブラインドのお掃除。しかし、ご存知でしたか?ブラインドのお掃除は、軍手を使うことで、簡単に済ませることができるんですよ。そこで今回は、軍手を使ったブラインドのお掃除の方法を詳しくご紹介します。
■まずは、さっとホコリを取り除いておく
ブラインドのお掃除を始める前に、まずは、ブラインドを下げて、羽根を閉じてから、軽くホコリを取り除いておきましょう。ホコリを取り除くには、さっと掃除機をかける。化学モップあるいは帯電式のはたきを使用する。などの方法があります。ホコリの飛びちりを防ぐために、ブラインドの下に、新聞紙を敷いておきましょう。
掃除機を使用する場合は、吸引力が強すぎると、ブラインドの破損の怖れがあるため、設定は弱めに調整するのがポイントです。ホコリが取り除けたら、いよいよ軍手を使ったお掃除のスタートです。
■軍手を使ったブラインドのお掃除方法
ブラインドのお掃除に用意するものは、軍手以外に、ビニール手袋、重曹水です。重曹水は、スプレー容器に、ぬるめのお湯100ml を入れ、そこに小さじ1杯(5g) の重曹を溶かせば出来上がりです。
お掃除の手順は以下の通りです。
1.ビニール袋をはめた上から軍手をはめる
手指を傷つけるのを防ぐために、必ずビニール手袋をはめた上に軍手をはめましょう。
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2.ブラインドに重曹水をスプレーする
汚れがひどい場合は、スプレーした状態でしばらく放置します。
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3.軍手の各指でブラインドを挟んですべらせる
それぞれの指と指の間にブラインドを挟んで滑らせて汚れを拭き取っていきます。手と指の感覚を活かして、細かな部分まで汚れを取り除くことができますよ。
ただし羽根と羽根の幅が狭すぎて指が通りにくい場合は、無理して通すと、羽根が変形する怖れがあります。その場合は、羽根を閉じた状態で表面を拭うだけにとどめましょう。あとは、水気をよく拭き取って乾燥させれば完了です。
■ブラインドが取り外せる場合は丸洗いがオススメ
ブラインドが取り外せる場合は、屋外や浴室での、丸洗いをオススメします。お掃除の手順は以下の通りです。
1.ホースやシャワーでブラインド全体に水をかける
水の勢いである程度の汚れを落とすことができます
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2.洗剤を浸したスポンジで洗う
ブラインドの羽根に沿って洗うのがポイントです。洗剤は、住宅用の中性洗剤か弱アルカリ性のものを使用します。力を入れすぎずに軽くこするようにしましょう。
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3.水をかけよくすすぐ
水をかけて洗剤分をよく落とします。
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4.水気をよく拭き取り十分に乾燥させる。
?おわりに
ブラインドの掃除は、以上で完了ですが、仕上げとして、ストッキングで拭いていくと、金属の輝きを取り戻す効果により、ピカピカにできますよ。時間に余裕があればぜひお試しになっていただければと思います。