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片づけ上手な人はしている!ケースを使った押入れ収納術

押し入れにどんなものを収納していますか?押入れはほかの収納場所に比べて広いスペースがあって、たくさん収納できますよね。ですがその分詰め込みすぎていたり、無駄な隙間ができていたりして、空間を有効に使えていない人もいるのではないでしょうか?そんな人のために、ケースを使ったおすすめの収納術をご紹介します。

■たくさん入るからと言って物を詰め込みすぎない

押入れは広く、仕切りも上下に区切られているだけのものが多いです。広いので自由に使えるのが魅力ですが、このスペースを余すことなく使おうと、物を詰め込みすぎてはいないでしょうか?空間を最大限利用するのは良いことですが、ぎゅうぎゅうに物を詰め込んでしまうと、押し入れは奥行きがあるので取り出しにくくなってしまいます。

さらに、収納し終わった後にもスペースを空けておくことで、家族が増えたり、環境が変わったり、出番の無くなった季節のものをしまう時にスムーズに収納することができます。常にいっぱいの状態だと余裕が無いので片づけることができないですよね。そうすると、また収納を見直さなければならなくなり大変です。

少なくとも半間は空けて置き、スペースに余裕を持たせましょう。

■上、中、下に分けて収納するものを決める

押入れには3つのスペースがあります。天袋、仕切りの上半分と、下半分。このスペースに合ったものを収納すると、物が取り出しやすくて使いやすい押し入れになります。

・上段

天袋は手の届きにくい場所です。押入れよりも奥行きが少ない場合もあります。目線よりも上に位置するので、中身の確認もしにくい場所です。ですが普段使わないものを収納するのにとても重宝する場所でもあります。天袋に収納するのは軽い物にしましょう。重くい物を上から取り出すのは大変です。

取っ手の付いた収納ケースに入れて収納すると取り出しやすいです。ケースも不織布などの軽い素材でできたものがおすすめです。

・中段

仕切りより上のスペースには、使用頻度の高い物を収納します。手の届きやすい範囲なので取り出しやすいからです。毎日使うものや、布団などを収納しましょう。服を吊るして収納する場合には突っ張り棒などを設置すると良いですよ。奥行きを活かすためのスライド式の突っ張り棒などもあります。

小物やたたんでしまう衣類は引き出し式のケースに収納します。ケースの中で平積みするのではなく、ケースの高さに合わせてたたみ、立てて収納することで中身が分かりやすく、収納量もUPしますよ。

・下段

仕切りより下のスペースには重いものを収納するのに適しています。手も届きやすいので中段には入りきらなかった物を収納するのも良いでしょう。

押入れが収納しにくいと感じるのは、奥行きがあるからです。奥まで物を詰めて収納すると取り出しにくくて大変です。押入れサイズのケースを使って収納するときには、キャスター付きのものを選びましょう。手前に引くだけで簡単に取り出せるので便利です。

また、奥は取り出しにくいので、季節家電などの普段は出し入れしないものを収納し、手前には普段使うものを収納するのもおすすめです。その場合、押し入れのサイズよりも奥行きが短い収納ケースを利用すると使いやすいです。手前に置く場合でもキャスター付きが便利です。季節家電などを取り出す時に、手前の収納ケースが動かしにくいと大変です。

下段は子供でも手の届く場所なので、子供用品を収納するのも良いですね。

おわりに

いかがでしたか? 入れは棚などが無く、空間が自由な分収納に迷ってしまいますよね。ケースを適度に使うことによって、物の位置が定まるので収納しいやすくなります。また、ケースが押し入れの仕切りになってうまく空間を分けることもでき、奥行きを活かした収納をすることもできます。ぜひ試してみてくださいね。

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