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洗濯機の排水トラブル 原因は排水溝のつまり?掃除法とは?

洗濯機を回している最中にエラーコードが出て困ったり、何度も脱水を繰り替えして、なかなか洗濯が終わらなかったりといったようなトラブルを経験したことはありませんか? これらのエラーは排水溝が原因のことが多いです。エラーが出ると慌ててしまいますが、修理に出す前に自分でできる排水溝の掃除をして、問題を解消してみましょう。

■排水溝が詰まってしまう原因

洗濯機を置いてある場所が嫌な臭いがする、洗濯物が臭う、といった状態になると危険信号です。その臭いが下水のような臭いであった場合、排水溝が詰まってきている可能性があります。臭いはなかなか取れないもので、気分が悪くなってしまう人もいますよね。一刻も早く解決したい問題です。

もし臭いが下水のようなものでなく、カビ臭い場合は、洗濯槽の裏側にカビが生えている可能性があります。洗濯槽を洗浄することで解決しますので試してみてください。生乾きのような臭いがする場合は菌が繁殖して臭いがしている可能性があります。洗濯物をため込まず、マメに洗濯し、洗濯し終わったらすぐに干す、洗濯後も洗濯機のフタを閉めずに開けておく、などの対策をすることで改善しますよ。

お風呂やキッチンにも排水溝がありますが、こちらは掃除されている方も多いのではないでしょうか。汚れが溜まってしまうと臭いが発生するのは仕方ないことですが、洗濯機の排水溝は目につきにくい場所にあることもあり、普段掃除している人は少ないと思います。汚れた洗濯物を洗った水を流しているので、汚れや洗剤のカス、髪の毛や埃なども溜りやすいです。

少しずつ排水溝に蓄積してしまい、水が流れなくなるほど詰まってしまいます。こうなってしまうと、洗濯機がうまく排水できずにエラーになってしまいます。汚れた排水溝を放っておくと、洗濯物にまで臭いが移ってしまうこともあるのでキレイな状態を維持したいですね。

■排水溝の掃除方法

排水溝は洗濯機の下に隠れている場合や、見えていても狭い場所にあることが多いので、洗濯機を動かして掃除しやすくしましょう。

まずは電源コードを抜き、アース線も外してしまいます。水道の蛇口を締め、洗濯機側の給水ホースを外した後に水道側も外します。排水ホースも外しますが、洗濯機の真下に位置していて外しにくい場合は洗濯機を移動させた後に外します。

洗濯機を移動させ、排水溝が見えたら排水トラップを外していきます。長い間掃除をしていないと、埃や髪の毛などが蓄積しています。トラップのフタは回すと簡単に外れます。ヌメリや汚れがこびり付いているので、歯ブラシなどで洗いましょう。お湯と重層を使って洗うとキレイになりますよ。

中のトラップには、1カップほどの重層をかけ、クエン酸をお湯に溶かして作ったクエン酸水をかけて30分ほど放置します。クエン酸をかけるとモコモコと泡が出てきて汚れを溶かしてくれます。30分ほど放置した後、中の排水トラップを外し、洗います。ブラシで軽く擦るだけで簡単に汚れが落ちると思います。

取れた汚れは、取り除けるものはゴミとして捨て、流してしまわないように注意してください。洗っている時に水と一緒に流してしまうと、また詰まりの原因になります、特に髪の毛などの絡まりやすいものには気を付けましょう。

キレイになったら元にもどします、フタも忘れずにロックされるように閉めてください。

排水トラップを掃除するついでに、排水ホースも掃除をしましょう。外側はブラシなどで汚れを取り除き、内側は市販されているパイプを掃除する洗剤でキレイになります。ホース自体がホームセンターなどでも購入できるので、定期的に交換するのも良いですね。

■おわりに

洗濯機の排水溝の掃除はいかがでしたか? 洗濯機を動かして掃除をするのは大変そうで、ハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、意外と簡単にキレイにすることができます。できれば月に1回程度は掃除をしましょう。定期的に掃除をすることで汚れが蓄積せず、一回の掃除がとても楽になります。排水溝をキレイにすると洗濯機のトラブルも起きにくいので習慣にしたいですね。

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